どうも。ノッツです(^o^)/
JR東海の新幹線を乗車する際は、『EX予約(エクスプレス予約)』を利用してスマホで新幹線の座席を予約しています。
今まで『EX予約』で新幹線の改札を通過するときはカード型のEX予約専用ICカードを使っていましたが、2017年10月23日(月)よりiPhoneのApplePayのSuicaをEX予約専用ICカードとして使えるようになり、新幹線にiPhoneがあれば予約から乗車までができるようになりました。
ちなみに、類似サービスである『スマートEX』では、それよりも以前にApplePayのSuicaで新幹線の改札を通過できていました。
『EX予約』でApplePayのSuicaをEX予約専用ICカードとして使うには、事前にモバイルSuicaのアプリを使って設定が必要です。この方法を説明していこうと思います。
冒頭に余分な話を挟みますので、その方法を素早く知りたい方は以下の目次より「3 EX予約でApplePayのSuicaを使えるようにする手順」へ飛んでください。
JR東海の新幹線ネット予約サービスEX予約とスマートEX
東海道新幹線に乗車するときは、ネット予約サービスである『EX予約』を利用しています。『EX予約』は、スマホでJR東海の新幹線の座席を予約してチケットレスで新幹線へ乗車できるサービスです。昨年から同様なサービスである『スマートEX』も始まりました。
僕は2011年の就活しているときから頻繁に新幹線に乗るようになり、ネットから新幹線の予約ができてチケットレスで乗車できることに魅力を感じて、それから『EX予約』をずっと便利に使って新幹線に乗車しております。
『EX予約』や『スマートEX』は、ネットでいつでもカンタンに予約できたり、予約の変更は何回でも手数料無料だったり、チケットレスでスムーズ乗車できたり、早めの予約でさらにおトクな早得商品があったりなど、良いところが多々あります。
乗車数分前でも手元にあるスマホのアプリから新幹線の座席の予約できるので、チケットを購入するために窓口に行かなくてもスピーディーに新幹線に乗車できるのが最大のメリットだと思って使っています。
あと、窓口でチケットを購入するよりおトクなお値段で新幹線に乗れることもメリットです。
ネット予約サービスには『EX予約』と
『スマートEX』があります。
『EX予約』と『スマートEX』の違いはこんな感じです。
主な違いはこんな感じですかね。
- 指定のクレジットカードを使うか、既に持っているクレジットカードを使うか
- 年会費がかかる分お得な会員価格か、年会費が無料な分窓口販売とほぼ同じ価格か
- 専用のICカードを使うか、既に持っている交通系ICカードを使うか
『EX予約』と『スマートEX』両方とも、専用のICカードや交通系ICカード以外にもモバイルSuicaやApplePayのSuicaが利用できます。
『EX予約』の場合、僕が良く利用する名古屋⇔東京間では、通常11,090円かかるところが、10,110円と980円もおトクになります。
『スマートEX』でも11,090円が10,890円と200円お得になりますが、『EX予約』と比べると割引率がイマイチです。
『EX予約』は年会費として1,080円が発生しますが1往復すれば元がとれるので、『スマートEX』の利用が始まった今でも『EX予約』の方がおトクに使え利用しています。
『EX予約』は、JR東海のクレジットカードであるエクスプレスカードで利用する方法と、既に持っているクレジットカードで利用する方法(プラスEXと呼ぶ)があります。
ちなみにこちらがエクスプレスカード↓
このエクスプレスカードでは新幹線の改札は通過できないので、EX予約専用ICカードを使って新幹線の改札を通過することになります。
僕が『EX予約』を使い始めた当時はプラスEXのサービスがなかったので、今でもエクスプレスカードを使って利用していますが(今から新たにプラスEXに切り替えるのが面倒なだけ)、エクスプレスカードを使って『EX予約』を使うメリットがあまりないので、僕が今使い始めるならばプラスEXを使うのかな。わざわざ新たにクレジットカードを作らなくても済むので。エクスプレスカードを使う唯一のメリットは、グリーンプログラムというポイントサービスがあって、ポイントが貯まるとグリーン車に乗車できるくらいですかね。
あと、ネット予約サービスを使っていて良いなって思うところは、早期割引があることです。
EX早得21やEX早得、EXグリーン早得、EXこだまグリーン早得、EXのぞみファミリー早得、EXこだまファミリー早得がありますが、僕が一番利用するのはEX早得21です。
21日前までに予約すれば、名古屋⇔東京間は通常11,090円ですが8,800円となり2,290円もおトク(EX予約の会員価格10,110円から考えても1,310円お得です)に新幹線へ乗車できます。往復をEX早得21で予約すればさらにおトクですよね。早得は『EX予約』、『スマートEX』両方とも利用できます。
朝6時と昼11時〜15時台に出発するのぞみの普通車指定席のみ、年末年始などの繁忙期には利用できないといったことがありますが、タイミングがあえばおトクに利用できます。
簡単に『EX予約』と『スマートEX』について説明してきました。
乗換改札でApplePayのSuicaが利用できなかった
『EX予約』や『スマートEX』について簡単に説明してきましが、これからがこの記事で伝えたいところです。
チケットレスで新幹線に乗車できることが最大のメリットで、『EX予約』はEX予約専用ICカードで、『スマートEX』は交通系ICカードにて改札を通過できます。
僕は『EX予約』を利用しているので、新幹線の改札を通過する際はこのEX予約専用ICカードを使っていました。
在来線はTOICAを使って改札を入場していますが、
在来線から新幹線に乗り換えることが多いので、在来線から新幹線の乗換改札を利用する際は、TOICAとEX予約専用ICカードを重ねて改札にあてることで、乗換改札を通過していました(イメージです↓)。
iPhone Xを手にしてからは、ApplePayのSuicaを利用して在来線に乗車しています。
しかし、ApplePayのSuicaは新幹線の改札には対応しておらず(現在は対応していますが)、在来線に乗ってから新幹線を利用する際は、ApplePayのSuicaを使わずに、TOICAを使って在来線に乗り、新幹線への乗換改札ではTOICAとEX予約専用ICカードを重ねて通過しておりました。これが非常に不便だったんですよね。
これが『EX予約』でも2017年10月23日(月)より新幹線の改札がApplePayのSuicaも対応するようになりました(『スマートEX』はこれよりも以前に対応していた)。
10月の終わりごろに新幹線に乗車する機会があったので、ApplePayのSuicaで乗換改札を利用できるんだと思って、改札でEX予約専用ICカード重ねて乗換改札を通過してみると、エラーが。改札でエラーが出る悲しさって……
近くにいた駅員さんに聞いてみると「iPhoneのモバイルSuicaは対応しておりません!」とあっさり。
で、改札の端っこにある窓口で処理されて、乗換改札を通過。
いちいち窓口に行っていたら『EX予約』のチケットレスの恩恵を受けることができません。
そういえば、駅員さんが『在来線の改札を一旦出てから、新幹線の改札から入場してもらってもOKです』とも言ってました。
在来線の改札から出て(イメージです↓)、
新幹線の改札からEX予約専用ICカードで入場する(イメージです↓)。面倒すぎてやってられないです。
駅員さんは「iPhoneのモバイルSuicaは対応しておりません!」と言っていましたが、おっかしいなっと思って後日にJR東海に「ApplePayのSuicaを使って乗換改札を通過できる方法ありませんか?」と問い合わせてみたところ、「ApplePayのSuicaをEX予約専用ICカードとして事前に登録をすれば可能です!」とのことでした。
そうすれば、在来線の改札も、乗換改札も、新幹線の改札も、iPhoneのApplePayのSuicaだけで通過できるとのことです。
僕はなにか勘違いをしていたようですね。iPhoneのApplePayのSuicaとカード型のEX予約専用ICカードを重ねて使えば乗換改札を通過できると思っていたので。
ちなみに、登録後も今まで使っていたカード型のEX予約専用ICカードも使えるとのことです。iPhoneの電源がないときなどに予備として使えますね。ただし、入口でiPhoneを使って、出口でカードを使うという使い方はできません。
スマホで新幹線の予約をすれば、
在来線をiPhone Xで入場して(イメージです↓)、
乗換改札もiPhone Xのみで通過することができる(イメージです↓)!
なんて便利なんでしょう!!
もちろん新幹線の改札も通過できます(イメージです↓)。
写真で説明してきましたがこっちのほうが分かりやすいですね↓
今までTOICAとEX予約専用ICカードを利用していたのが、
在来線も新幹線もiPhone Xのみで乗車できるようになります。
非常に便利になりますよね。
EX予約でApplePayのSuicaを使えるようにする手順
ここが本題。
iPhoneのApplePayのSuicaを使って、在来線と新幹線の乗換改札や新幹線の改札を通過するための設定方法を説明していきます。新幹線を利用する前に設定する必要があります。
『EX予約』を使っていて、既にエクスプレス会員として登録済みであることを前提に説明していきます。まだエクスプレス会員でない場合は、そちらを済ませてから設定してください。
設定を行うにあたって『EX予約』で使っているクレジットカードの情報が必要ですので、予め手元に用意しておきましょう。
モバイルSuicaのアプリより設定を行うのでアプリを起動し、パスワードやTouch IDなどでモバイルSuicaにログインします。
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下にある〈チケット購入・Suica管理〉をタップ、次の画面で〈エクスプレス予約(JR東海)〉をタップ。
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モバイルSuicaのアプリがバージョンアップにより画面が変わりました。新しいバージョンのアプリの場合は、ログイン後に右下にある〈チケット購入Suica管理〉>〈エクスプレス予約(JR東海)〉の順にタップしましょう。
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バージョンアップ後のアプリでも以降の画面は同じです。
〈エクスプレス予約(JR東海)〉をタップ後、Safariが起動して設定していく流れになります。内容を確認して、問題がなければ〈同意する(接続)〉をタップします。
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JR東海の『EX予約』のサイトへ遷移します。モバイルSuicaの設定を初めて行っていくので、{モバイルSuicaから初めてエクスプレス予約にアクセスされた方はこちら}をタップします。
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内容を確認して、問題がなければ〈OK利用手続き〉をタップしましょう。
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メールアドレスを入力し〈OKメール送信〉をタップ。僕は『EX予約』に登録しているメールアドレスを入力しました。
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メールが届くのでメールに書いてあることを確認しメール内のURLをクリックすると、クレジットカードの情報と生年月日を入力する画面となるので、『EX予約』で使っているクレジットカード情報と生年月日を入力しましょう。入力を終えたら〈OK次へ〉をタップ。
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確認画面となるので間違っていないか確認して〈OK次へ〉をタップ。
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同意画面へ移るので、問題がなければ〔同意します。〕にチェックを入れて〈OK同意する〉をタップ。
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{会員登録を完了しました。}と表示されれば、無事に『EX予約』でApplePayのSuicaを使えようにする設定は無事に完了です。こちらの画面は閉じてOKです。
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これで『EX予約』でも、在来線と新幹線の乗換改札や新幹線の改札をApplePayのSuicaをEX予約専用ICカードとして使え通過することができます。
いつも通り『EX予約』のアプリで新幹線の座席の予約を行い、iPhoneを改札にかざせば通過できるようになりますよ。
機種変更登録
iPhoneに登録してあるSuicaを削除して再登録した場合、iPhoneから別のiPhoneやApple WatchにSuicaを移動した場合、iPhoneを新たに購入し新しいiPhoneにSuicaを移動した場合などでは、Suicaの番号が変わってしまうためApplePayのSuicaで新幹線の改札が通れなくなってしまいます。
そのため、そういった場合は『機種変更登録』という作業が必要となってきますので、その手順を説明していきます。
モバイルSuicaアプリのSuicaを起動し〈チケット購入Suica管理〉>〈エクスプレス予約(JR東海)〉の順にタップします。
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Safariが起動してサイトが表示されるので、内容を確認して〈同意する(接続)〉をタップ。
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JR東海の『EX予約』のサイトに繋がるので、エクスプレス予約に使う際のパスワードを入力して〈ログイン〉をタップしましょう。
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ログイン後に{現在ご利用のスマートフォンは、エクスプレス予約に登録されているスマートフォンと異なります。機種変更された場合は機種変更登録を行ってください。}と、今まで使っていた情報と異なることを知らせてくれるので〈機種変更登録〉をタップ。{機種変更登録が完了しました。}と表示されればOKです。
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これでSuicaの番号が変わっても、今まで通り新幹線にApplePayのSuicaを使って乗車することができるはずです。
さいごに
『EX予約』を使って在来線と新幹線の乗換改札を通過する際、今まではTOICAとEX予約専用ICカードを使っていましたが、iPhone XのApplePayのSuicaをEX予約専用ICカードとして使えるようになり、iPhone Xのみで乗換改札を通過して新幹線に乗車できるようになりました。
ポケットに入っているiPhone Xを取り出して改札にピッとあてるだけで改札を通過できるので、非常に便利になったわけです。今までは財布に入っているTOICAとEX予約専用ICカードを取り出していたので。
予め設定する手間はありますが、『EX予約』を使っていてApplePayが対応しているiPhoneを持っている方は、便利になると思うので設定してみてはいかがでしょうか。
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