こんにちは。ノッツです(^o^)/
以前にフィッシング詐欺に遭わないための対策をメール編とWeb編を分けてご紹介しました。


なぜ、フィッシング詐欺対策をしないといけないのでしょうか。
フィッシング詐欺対策をするにあたって、フィッシング詐欺で起こりうる被害について知っておいたほうがいいと思い、フィッシング詐欺の被害例を4つご紹介します。
ちなみにフィッシング詐欺とは、メールやWebページを使用し、パスワードやクレジットカード番号などの個人情報を盗み取るオンライン詐欺の一種のことを言います。
銀行預金がゼロになってしまうかも
銀行などの金融機関では、自宅や外出先のパソコンからインターネットを使って「残高・明細照会」「お振り込み」などが行えるインターネットバンキングが大変便利です。
今ではほとんどの金融機関で利用することができます。
しかし、フィッシング詐欺で金融機関のインターネットバンキングのIDとパスワードが漏れてしまった場合は、知らないうちに口座の残高が減ってしまう被害が発生することがあります。
知らないうちに預金額が「ゼロ」ってことも……
このような銀行での不正送金の被害額は、2014年7月~8月の2か月で1億1900万円と言われています。
クレジットカードで勝手に買い物されるかも
スマートフォンとインターネットがあれば、いつでも、どこでも、オンラインショップで買い物ができるようになりました。
多くの方が利用していると思います。
オンラインショップでは支払いに手数料がかかることが少なく、すぐに決算ができるクレジットカードを使うのが一般的です。
フィッシング詐欺でクレジットカード情報が盗まれた場合は、オンラインショップで知らないうちに自分のクレジットカード情報を使用され買い物をされてしまう可能性があります。
クレジットカードの不正利用は2014年の1月~6月で51億円、その中のインターネットでの不正利用は30億円近くと言われています。
アカウントが乗っ取られるかも
スマートフォンを使っている方ならば、1つや2つのWebサービスのアカウントを持っていると思います。
例えば、Facebook、Twitter、LINEなどのアカウントです。
そのアカウント情報がフィッシング詐欺で盗まれた場合は、アカウントを乗っ取られてしまう可能性があります。
以前にLINEの乗っとり被害で話題となっていましたが、あれは主にフィッシング詐欺で得られたアカウント情報から乗っ取っています。
Twitter、FacebookなどのSNSのアカウントが乗っ取られた場合は、悪意がある人はあなたになりすまして、友人に偽ネット通販をおススメするメッセージをたくさん送るケースがあります。
そのメッセージが送られきた友人は、知り合いからの情報なので信じてしまうかもしれません。その友人はそのメッセージに騙されフィッシング詐欺被害に遭ってしまうのです。
1人のフィッシング詐欺被害が2人に、2人の被害が4人に、、、、と増えてしまうこともあります。
また、Googleアカウント、Appleアカウントが盗まれた場合は高額なアプリを購入され、オンラインゲームのアカウントが盗まれた場合は悪意がある人にアイテムを購入されることが考えられます。
さらに、アカウントには個人情報も登録していることが多いので、その個人情報が漏れてしまいます。
その他考えられる被害
その他に考えられる被害として、メールアドレスが漏れてしまった場合は、頻繁に迷惑メールが送られてきたりします。
電話番号や住所が漏れてしまった場合は、頻繁に知らない番号から電話がかかってきたり、よく分からない郵便物が送られてくることも考えられます。
そういったものがフィッシングであれば、さらなる被害に繋がってきてしまい悪循環となってしまいます。
さいごに
フィッシング詐欺で考えられる被害について書いてきました。
被害に遭うと金銭的被害、個人情報の被害などに繋がってきます。
フィッシング詐欺に気をつけてインターネットを楽しんでくださいね。
追記:フィッシング詐欺で得られた情報を更に悪用される可能性があります。それについて以下の記事に書きました。同じパスワードを複数サイトで使いまわしている場合は危険性が高いので、一読することをおすすめいたします。

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